日本地理学会主催シンポジウム
「令和時代のツーリズム空間~地域戦略のまなざし~」
Symposium of the Association of Japanese Geographers
"Space of Tourism in Reiwa Era -Vision of Regional Strategy-"
公益社団法人日本地理学会 / The Association of Japanese Geographers
  • 14:00-16:30
    受付開始 13:30
  • イノベーションホール
概要はこちらから
概要 / outline

元号が令和に改まり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや2024年の大阪万博など、日本の新時代を象徴する国際行事の準備が進んでいる。ホストシティである東京や大阪には、前回の1960年代の高速道路やインフラの整備とは異なるポスト成長期にふさわしい開発のあり方が求められている。国内参加を念頭においた商業的なツーリズムから、国際的なツーリズムの一環として防災や環境の視点からの対応も希求されている。また、急速な発展を見せるAI、ICT、IoT技術を下支えとした新たな空間情報サービスの提供も取り組むべき新たな課題の柱となっている。本シンポジウムでは、新たな展開を予感させるこうした動きに対し、ツーリズムや地域おこしなど関連研究分野をリードする日本の若手地理学者からその地域戦略としての意義を語ってもらい、AI、ICT、IoT技術との接点について実業界のパネリスト達とともに議論する。

Our new era “Reiwa” has come and its symbolic international events of Japan such as Tokyo Olympic and Paralympic Games in 2020 and Osaka Expo in 2025 are now on preparation. As host cities, Tokyo and Osaka need suitable development in their post growing period which are different from 1960s. Not only the domestic commercial tourism but also the international tourism, which focus on disaster prevention and environment, have to be considered. Providing new spatial information services based on the rapid growing ICT technologies is one important issue. In this symposium, leading young Japanese geographers will show new vision of regional strategy for this new era, and discuss the common ground between researchers and practical mind about ICT.

プログラム詳細
  • 14:00-14:05 開会のあいさつ
  • [発表]
  • 14:05-14:25
  • 「フィールドワークによる観光地域研究における空間情報の収集とその課題」
    渡邊瑛季(宇都宮共和大学・専任講師)
  • 14:25-14:45
  • 「ジオパークにおける空間情報の統合とその可視化」
    新名阿津子(伊豆半島ジオパーク推進協議会・専任専門員)
  • 14:45-15:05
  • 「観光地域分析における大規模な空間情報の利活用と可能性」
    杉本興運(首都大学東京・助教)
  • 15:05-15:15 休憩
  • [パネル討論]
    パネラー事業紹介
  • 15:15-15:25
  • 「地域活性・産業支援におけるIoT導入とデータ活用」
    中川善継(東京都立産業技術研究センター・主任研究員)
  • 15:25-15:35
  • 「訪日外国人旅行者のニーズ変化と地方におけるレンタカー旅行の可能性」
    音卓二郎(株式会社Drive Japan・代表取締役)
  • 15:35-16:25
  • パネル討論(モデレーター:有馬貴之、横浜市立大学・准教授)
    パネリスト:渡邊瑛季、新名阿津子、杉本興運、中川善継、音卓二郎
  • 16:25-16:30 閉会のあいさつ


登壇者紹介
渡邊瑛季(宇都宮共和大学・専任講師)
山梨県生まれ。2012年筑波大学大学院単位取得満期退学。修士(理学)。農業環境技術研究所(契約研究員)、宇都宮市役所うつのみや市政研究センター(専門研究嘱託員)を経て、2019年から現職。専門分野は観光地理学,地誌学。これまでに、自身の研究に加え観光振興などの政策研究やGISによる空間情報解析業務に従事。

新名阿津子(伊豆半島ジオパーク推進協議会・専任専門員)
高知県生まれ。2009年筑波大学大学院修了。博士(理学)。財団法人とっとり地域連携・総合研究センター(研究員),公立鳥取環境大学(准教授)を経て,2018年から現職。専門分野は経済地理学、ジオパーク研究。これまでに山陰海岸ジオパークを初めとする各地のジオパーク活動等を支援。主な著書に『中部・中国・四国のジオパーク』(編著,古今書院)など。

杉本興運(首都大学東京・助教)
愛媛県生まれ,東京都育ち。2014年首都大学東京大学院修了。博士(観光科学)。日本学術振興会の特別研究員DC1、特別研究員PDを経て、2014年より現職。専門分野は観光地理学,観光行動論,応用地理学,地理情報科学。これまでに大規模な時空間データを活用した観光の分析および観光地マネジメント手法の開発を実施。主な受賞歴に日本観光研究学会優秀論文賞など。

中川善継(東京都立産業技術研究センター・主任研究員)
東京都生まれ。1998年東京都立科学技術大学大学院修了。通信機器関連システム開発会社に入社。業務用通信機、携帯端末等の組込み機器開発に携わり、ソフトウェアおよびハードウェア設計に従事。2010年に現研究機関に入所。専門は無線通信とシステム制御。現在、分野横断的なIoT活用を目指し中小企業への技術支援を行う。

音卓二郎(株式会社Drive Japan・代表取締役)
東京都生まれ。2006年日本大学卒業。大学で広告を学び、ネット広告代理店に7年勤務。その後、フィリピン留学、シンガポールの訪日専門旅行会社に勤務を経て、2018年に起業。訪日外国人によるレンタカー旅行が拡大すると確信し、日数に応じてドライブルートを提案するWebサービスを運営。

有馬貴之(横浜市立大学・准教授)
徳島県生まれ、東京育ち。2011年首都大学東京大学院修了。博士(理学)。首都大学東京(助教)、帝京大学(講師・准教授)を経て、2019年より現職。専門分野は観光地理学、観光経営学。これまでに箱根地区や伊豆諸島、秋川渓谷において自治体、民間企業と連携して、ツアー開発等を実施。主な著書に『自然ツーリズム学』(編著,朝倉書店)など。

「地理総合」に向けたGIS活用の手引き
Introduction of GIS technology for "Chiri Sogo"
一般社団法人地理情報システム学会 / Geographic Information System Association
日本地図学会 / Japan Cartographers Association
  • 13:30-17:30
    受付開始 13:00
  • コンファレンスルーム天王星
事前参加登録が必要です
登録はこちらから

(先着30名)

概要はこちらから
概要 / outline

地理総合が必修科目になるにあたり、指導のための最初の一歩を提示し、実際にGISを利用した地理に触れてみる。
As GSI becomes a compulsory subject, we will present the first steps for teaching and touch upon the actual geography using GIS.

プログラム詳細
  • 14:00-14:05 開会のあいさつ・趣旨説明 山本佳世子 (電気通信大学教授)
  • 14:05-14:45 大伴真吾 講師 (朝日航洋株式会社 G空間研究所所長)
  • 実習1「QGISを使って避難所マップを作ってみよう」
  • 14:45-15:25 大西宏治 講師 (富山大学教授)
  • 実習2「統計地図をつくって日本をみつめなおしてみよう」
  • 15:25-15:35 休憩
  • 15:35-16:15 米島万有子 講師 (熊本大学准教授)
  • 実習3「野生動物の目撃データを利用した土地利用の特性把握」
  • 16:15-16:55 秋山祐樹 講師 (東京大学助教)
  • 実習4「Mobmapを用いた移動体データの可視化」
  • 16:55-17:00 閉会のあいさつ


実習1「QGISを使って避難所マップを作ってみよう」
<概要>
オープンソースソフトウェアの地理情報システムQGISとオープンデータを使って自分の住んでいるまちの避難所マップの作成をハンズオン形式で行います。避難所の位置と町丁毎の人口総数をもつポリゴンを重ね合わせて表示したり、避難所のヒートマップを作成したりすることで、発災時の避難所の充足状況等を考察するためのマップを作成します。
<事前に準備いただきたいもの>
インターネットに接続可能で、QGISをインストールしたPC
QGISインストーラ https://www.qgis.org/ja/site/forusers/download.html
(最新版と長期リリースリポジトリ(LTR)の二つのバージョンが公開されていますが、安定して動作するLTRがお薦めです。)

実習2「統計地図をつくって日本をみつめなおしてみよう」
<概要>
小中学校や高等学校の地図帳の巻末には日本の47都道府県の統計が掲載されています。それらの統計が教師の思うように地図で描画され、授業で活用できると便利ではないでしょうか。都道府県別や市町村別人口の将来推計のデータを統計地図にできると、地域の将来を考える授業もできるのではないでしょうか。この実習ではインターネットからデータを集め、統計地図作成に特化したGISを使って、日本の統計地図を作成します。
<事前に準備いただきたいもの>
インターネットに接続可能で、ソフトウエアのMANDARA(ver.10以上)、ExcelをインストールしたPC

実習3「野生動物の目撃データを利用した土地利用の特性把握」
<概要>
1970年代以降、野生動物の分布域の拡大や被害の深刻化に社会的な関心が寄せられています。野生動物の生息を知ることは、地域の自然環境を学ぶだけにとどまらず、地域の社会経済環境や生物多様性の在り方について考える機会にも繋がります。そこで、本実習では、野生動物の事例としてクマの目撃された場所の情報をもとにGISデータを作成し、現存植生図や地形図などと重ね合わせ、クマの出没場所の特徴について分析する手順について取り組みます。
<事前に準備いただきたいもの>
インターネットに接続可能で、QGISをインストールしたPC

実習4「Mobmapを用いた移動体データの可視化」
<概要>
GISで扱うデータは土地や建物といった動かないモノだけではなく、人や車といった「動くモノ」も含まれます。この実習ではこうした動くモノ(移動体)を可視化・分析するためのGISである「Mobmap」の基礎的な使い方について学びます。また移動体を表現するためのデータ構成や、移動体データの入手方法などについても学びます。
<事前に準備いただきたいもの>
Google Chrome
(MobmapはGoogle Chrome上で動くアプリケーションであるためです。またGoogle Chromeをインストールした上で、以下のURLにアクセス可能かあらかじめご確認ください。https://shiba.iis.u-tokyo.ac.jp/member/ueyama/mm/

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